初ムーチーとは?沖縄の伝統行事でムーチーの作り方や由来を紹介します
ムーチービーサーはどこへやら。。。くうです。
毎年、ムーチーの日が来ると沖縄は特別寒くなります。
昔から旧暦の12月8日は必ずと言っていいほど寒くなるので
沖縄の方言でこの時期に寒いことを「ムーチービーサー」と呼んでいます。
今年はお正月から全然寒くないですね。
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こちらでは初ムーチーとは?由来は?作り方は?とかそういう疑問が分かるように紹介します。
沖縄の伝統行事でムーチーの由来
昔から沖縄の家庭では旧暦の12月8日に邪気を払い家族の健康と子ども達の成長を祈願して 神棚やお仏壇にムーチーを作ってお供えをします。
初ムーチーとは?
生まれて初めてのムーチーを迎える子どもの家庭のことをいいます。
初ムーチーがある家庭はその子のために多く作ってお供えをして
親戚や身内の方に配ったりもします。
ムーチーの種類にもチカラムーチーや鬼ムーチーなどがあります。
また、ここ最近ではムーチーの味も豊富になっていて紅芋やかぼちゃ、田芋、黒糖、うこんとか色々出てきています。
お供えするのはノーマルな砂糖味とか黒糖とかが無難だと思います。
初ムーチー作り方
もち米を練ってサンニン(月桃)葉に包んで蒸します。
材料 (手のひらサイズ12個分)
もち粉250g
砂糖(今回は粉末黒糖)75g
水180cc
月桃の葉12枚
*作り方は各家庭によって違ってきます。
初ムーチーは大体がお父さんの実家とかでお姑さんとお嫁さんが一緒に作ったりします。家族のコミュニケーションも取れたりしますので大事だと思います。
手作りムーチー 届いていました~!
毎年、義母・娘たちと一緒に時間が合えば手作りムーチー作りを
するんですが、今年は私が仕事始めで出勤しないといけなくて
スーパーで買う予定でした。
急遽、おばあちゃんが
「もち粉もあるから神棚にお供え分だけは作れそうだから作るさ~」
と言って出勤しようとして玄関を出たら庭でサンニンの葉を
選んで切っていました・笑 さすがおばあちゃん!!です。
仕事から帰ってきたらテーブルにムーチーがありました。
今回はノーマルな甘さ控えめのサトウ味でした。
我が家はダイエット中の人が多いんですヨ~~。
おばあちゃん、気をつかってくれたんですネ^^
まとめ
サンニンの葉で包んだムーチーは鬼が入って来ないように家の軒などに吊るします。
今年一年、家族みんなが健康で子供たちもすくすく成長できるようお祈りします。
私個人的に餅が好きなので初ムーチーの親戚がいたらお言葉に甘え喜んでもらったり、また「食べて~」って持ってきてくれたりします^^毎年楽しみです。
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